2016年10月11日 14:11
アララは、テックビューロが提供するブロックチェーン基盤プラットフォーム「mijin」を使い、当社が展開する電子マネーサービスにおけるブロックチェーンの利活用に関する実証実験を行った。
ブロックチェーンとは、点在する無数のコンピュータにデータを分散することで、破壊や改ざんが困難なネットワークを作る技術を指す。本実験では、ブロックチェーン技術によって可能となる「システムのダウンタイムゼロ」、「取引時の整合性の担保」の面において、実サービスとシステム構成が近しい社内通貨決済システムを構築し、実サービスへの展開の可能性を検証。
結果、比較的安価なサーバでも、性能面では分間3,000以上(時間200,000以上)の取引を安全に行えることを確認。加えて、データの改ざんが困難かつデータ消失を防止する仕組みに実用性、容易性が高いことを確認した。今後、積極的に実用化に向けて進出し、1年以内の実用化を目指す。