2016年10月07日 10:56

SUSは、増やしたり減らしたり移動したりすることで生活の変化に合わせた居住空間が実現できるアルミ製ミニマル空間「t2(ティーツー)」の都市型モデルを開発した。
t2都市型モデルは、2月に耐火認定を取得したアルミ製パネルを構造材に採用することで、建築規制が多い都心部での使用を可能にしたもの。一般の駐車場などとして使用されている土地の上部空間にも設置でき、短期施工によって既存の土地活用や収益への影響、近隣への影響などを最小限に抑えられる。また、一般的な建築物に比べてコストが低く、撤去や移動・再利用も容易であることから、2020年までなど、期間限定の設置に適している。
都市部の土地事情を踏まえ、駐車場などとして使用されている土地の上部空間にt2を設置するための基礎と架構を開発。施工は、工場で生産し現地で組立と電気・水道工事を行う方式であるため短い工期での建設が可能だ。
本格的な発売開始は、11月下旬を予定。