2016年09月29日 14:51

メモリアルアートの大野屋が開発した漆のミニ骨壺 きわみシリーズ「きわみ 絢爛(けんらん)」(全2種)が、「2016年度グッドデザイン賞」を受賞した。

「きわみ 絢爛」は、石川県加賀市に400年以上続く山中漆器の老舗 多田桂寛(ただけいかん)と大野屋のコラボレーションで製作された商品。貝殻の虹色光沢部分を漆地の表面にはめ込む「螺鈿(らでん)」、純金を削り出した細かい金粉を蒔く「金梨子地(きんなしじ)」など、漆工芸の伝統技法の数々を惜しみなく使って贅沢に仕上げ、山中漆器の職人の伝統技と心を尽くして制作。グッドデザイン賞の審査委員会からは、「誰もが経験する“死”に対する尊厳に、真摯に向きあった製品」と評された。

「きわみ 絢爛」は、10月28日から東京ミッドタウン他で開催される受賞作品展「グッドデザインエキシビジョン2016」にて展示される。価格各60万円(税抜)。販売は大野屋オンラインストアなど。