2016年09月15日 11:59

ユニセフ(国連児童基金)は、「持続可能な開発目標」の子どもに関する指標のうち、十分なデータがあるのは半数だけとの分析結果を明らかにした。貧困や暴力を含む、子どもに関する比較可能なデータは、不足しているか、質に問題があり、世界の指導者たちに対して、データ収集を強化するよう呼びかけている。
このデータ不足に光を当てるために、潘基文国連事務総長とユニセフは、9月14日より、国連本部で「タイムマシーン」のインスタレーションを披露する。このタイムマシーンは、データを音で芸術的に表現するオブジェ。
9月14日から30日までニューヨークの国連本部ビルのロビーに展示され、国連総会に参加する各国代表団や一般の訪問者に対し、子どもに関するデータのうち、何があって何が不足しているのか、理解してもらう機会を提供する。