2016年09月15日 08:28

パイオニアは、経済産業省の「次世代高度運転支援システム研究開発・実証プロジェクト」の知見を用いた先進運転支援機能を搭載したマルチドライブアシストユニット(MAユニット)の販売を、9月下旬より開始する。
同プロジェクトでは、さまざまなドライブシーンにおいて、早い段階から危険を予測してドライバーをサポートする高度な運転支援システムについての研究開発、実証を行っている。その取り組みにおいて、事故につながる危険性のある場所や状況を中心に「ドライバーの運転行動データ」の抽出を行っており、その中でも事故発生率の高い交差点右折時における運転行動に注目し、研究を進めている。
MAユニットは、ルート誘導中に、「サイバーナビ」(2016年モデル)に収録されている「ヒヤリハット地点データ」の中の右折交差点で停車した際、前方車両の発進を「画像認識技術」で検知。一定の間を置かずに自車が発進した場合に効果音で注意喚起を行い、車間距離の確保と周囲の安全確認を促す。