2016年09月12日 10:58

朝日新聞社は、「月刊Journalism」9月号を9月9日に発売した。
本誌では、秋の読書特集として「混迷する世界、本質を読み解く 時代を知るための120冊」を取り上げた。各界で活躍する識者12人に、それぞれの専門分野や興味があるテーマについて、「読むべき本」を10冊ずつ紹介する。
慶応義塾大学教授の井手英策さんは「財政や経済のできごとを考えるための10冊」、東京大学教授の宇野重規さんは「保守とリベラルを知るための10冊」。新進気鋭のライターである武田砂鉄さんは「従順な私たちに皮肉を教えてくれる10冊」を選んでいる。このほか、ヘイトスピーチ、貧困、メディア論、ジャーナリズム論、戦争と核、芸術、映像などそれぞれの専門家が本を語る。120冊は時代の水先案内人になり、「時代を見抜く目」を育むために、読書の大切さを訴える内容となっている。
価格は800円(税込)、年間購読料は8800円(税・送料込)。