2016年09月09日 14:48

アフガニスタンで、国境なき医師団(MSF)が運営する病院が米軍による空爆を受け、患者・スタッフ42人が命を落とすという出来事からまもなく1年。こうした医療施設への攻撃はその後も世界の紛争地で繰り返されている。

MSFでは、こうした状況を広く証言・共有し、紛争下でも医療活動と傷病者を保護するという国際ルールが守られるよう、「病院を撃つな!」と題した啓発キャンペーンを展開中。キャンペーンをさらに本格化させるため、9月1日に特設ウェブサイトを開設した。

サイトではキャンペーンに関連するイベントなどの情報を集約させるとともに、紛争地での医療援助活動に従事したMSFの日本人スタッフによる証言を収録している。また、写真展「紛争地のいま」を、10月1日~5日、東京タワーホールにて開催。さらにオンラインで署名という形の支援の呼び掛けも行なう。詳しくはこちら