2016年08月31日 13:11

NPO法人PIECESは、精神医学・福祉などの専門知と子ども支援を続ける中で蓄積した実践知を統合し、支援の難しい子どもに関わる支援職や団体向けに、新たな研修サービスを開始した。

昨年4月に「生活困窮者自立支援法」が施行されて以降、貧困家庭向けの学習支援事業を行う自治体が増えている。だが実際に貧困家庭の子どもたちに学習を教えようとすると、「子どもたちの学習意欲が見られない」「そもそも大人とコミュニケーションがとれない」子どもたちがいて、どのように接してよいかわからない、という支援者の方の声をきく。

PIECESでは医師やソーシャルワーカーの専門家たちによる精神医学・福祉などの専門知と子ども支援を続ける中で蓄積した実践知を統合した「子どもへの学習支援に必要な居場所づくりスキルの研修」を4月から2団体へ提供、9月から更に2団体へ展開することを機に事業化を行うことを決めた。

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