2016年08月25日 08:57

オールアバウトライフワークスは、特定技能を有する講師育成を通じて、地域の魅力ある資源・文化・伝統の普及および次世代継承を目的としたプロジェクトを開始する。
その第一弾として、8月24日に青森県むつ市と協定を締結し、同市の郷土料理「べこもち」を全国に普及させることを支援していく。下北半島に伝わる郷土料理「べこもち」は、もち米粉、うるち米粉、砂糖を練り合わせて作った何本もの棒状の生地を組み合わせることで、切断面に鮮やかな柄を作り出す。むつ市では担い手の高齢化や継承者不足などから、べこもち文化の存続が危ぶまれていた。
具体的な取り組みとしては、「べこもち」を現代的にアレンジした「デコもち」としてカリキュラム化し、オールアバウトライフワークスが運営する「楽習フォーラム」講座を全国50箇所で展開。認定講師を育成する。2016年秋頃をめどに、認定講師が考案した新デザインのデコもちをECサイト上で販売開始する予定だ。協定締結に先駆け、レシピ本も発売している。