2016年08月24日 08:19

さんぽうは、文部科学省が2019年度の創設に向けて制度化を進めている「専門職業大学(仮称)」について、高校教員にどう受けとめられているのか、また現段階での期待や懸念される点を探るため、「専門職業大学に関するアンケート」を実施した。
専門職業大学は、農業・観光・ITなど、各成長分野での即戦力かつリーダーとなる人材の育成を目指し、実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関。文部科学省では、2019年度の創設を目指しており、実現すれば1964年の短期大学の制度化以来、55年ぶりの新しい大学類型の開設となる。
調査結果によると、専門職業大学の創設について、「名称だけは知っている」「全く知らない」を合わせると75%。回答した教員の4分の3が専門職業大学の内容までは知らない状況だった。2019年度創設ということは、現在の高校1年生が対象となるが、まだまだ高校の現場ヘは情報が浸透していないようだ。