2016年08月22日 09:18

日本法規情報は、運用するサイトでの情報や利用者アンケートをもとに、「遺言に関する意識調査」を発表した。

「ご家庭などで相続に関して取り決めなどの対策を行なったことがありますか?」の設問では、「取り決めを行なっている」が4%、「話し合いをしたことはある」が17%と、合わせても2割ほどであることが分かった。前回調査では、約半数が「遺言を作る必要がある」と答えており、具体的に対策を行なっている人はまだ少ないことが分かった。

「ご自身やご親族が亡くなった際に、ご親族が揉めることになると思いますか?」の問いでは、33%が「思う」と回答。その理由として、「財産が不動産など分割しにくいものだから」が32%、「親族間の人間関係に不安を感じているから」が28%、「家族で相続や遺言作成について話し合うことが少ないから」が27%、「遺言を作成する予定がないから」が9%だった。