2016年08月19日 05:21

映像エンタテイメント関連に特化したマーケティングデータ分析・レポート提供を行っているGEM Partners(ジェムパートナーズ)は、発行するオンライン劇場鑑賞者調査「ポストサーベイレポート」に、「シン・ゴジラ」など2016年6月~7月に公開された39作品を追加した。

「シン・ゴジラ」の鑑賞者は男性が7割弱だった。中でもM1層が最も多く、「ゴジラ世代」だけでない新しいファン層を拡大したことがヒットの要因となった。ライト層(年間1~2本劇場で映画鑑賞をする人)を多く取り込んだことは、ヒットした作品の通常の動きと同様だった。

ヒット作は一人ではなく誰かと観られることが多いが、本作は「一人で」観たという割合が同時期や過去の作品と比べて高く、本作鑑賞者はライト層が多いにも関わらず一人で劇場に足を運んでいる人が多いことが特徴と分析している。