2016年08月16日 14:35

銀座交通デザイン社は、貼るだけで多言語対応できるサイン専用バーコード「XPANDコード」を、8月16日よりベータ版としてサービス開始した。

訪日外国人の増加や2020年への対応のため、案内表示・標識といったサインの多言語化対応が進められている。銀座交通デザイン社では、先に運用が開始された東京メトロの新型行先案内表示器をはじめ、鉄道や交通向けのデザインに数多く携わってきた。この中で取り組んできた、多言語化対応への解決策のひとつが「XPANDコード」。

サインに貼られたXPANDコードをスマートフォンで読み取ると、最大100か国語以上の母国語でサインの内容を表示するほか、列車の停車駅、地域の紹介動画、クーポンの表示などの情報を提供することができる。サインの中に配置しやすい横長デザインで、配色や縦横サイズの調整も可能。オープンな規格・技術をベースにし、ウェブアプリ方式を採用することで、施設などで広く使われることを目指す。