2016年07月26日 14:15

九州大学の先端ラーニング・テクノロジー研究室(島田敬士准教授)と「アドインテ」は、大学キャンパス内の「今」の混雑状況と、「これから」の混雑予測を知らせる「K-now」を開発リリースした。

「K-now」は、学生や教職員から、「食堂やバス停に向かう時に、現在の混雑状況がわかると便利」という声にこたえて開発されたシステム。アドインテが開発した「AIBeacon」 というセンサーを利用し、「AIBeacon」 に電波接触した無線機器(スマートフォンやノートパソコン 等)を計数することで、センサー周辺の混雑状況を推定。さらに人工知能にて過去の混雑データを活用し、その後の混雑予測も行う。

ユーザーは、「K-now」が提供するWebページにアクセスすることで、キャンパス内の食堂やバス停、施設などの混雑状況を知ることができる。今後はログ分析を通じ、混雑状況の推定精度を高める工夫を行っていく。