2016年07月25日 12:23

MFSは、モゲチェックの約1万2000名のユーザーデータを用いて、借り換えメリットの分析を実施した。結果は、「6割のユーザーに借り換えメリットが100万円以上ある」「特に借り換えメリットが出やすいのは、2000年から2010年の間に借り入れた人、もしくは現在金利が1%以上の人」となった。

マイナス金利導入前と直後で比べると金利は大きく下がっており、Brexitの影響もあって現在も低い水準が続いている。そのため、マイナス金利前では金利1.5%・残債2000万円・残債30年の人は借り換えメリット200万円程度であったものが、現在では230万円と30万円も増える状況。モゲチェックユーザー全体では、借り換えメリット100万円以上あるユーザーは全体の60%。多くの住宅ローン債務者にとって今は借り換えのチャンスと言える。

モゲチェックユーザーを分析した結果、2000年から2010年の間に借り入れたユーザーは、ある程度金利が高く、かつ残債も残っているため特に借り換えメリットが出やすいことがわかった。