2016年07月14日 10:06

JAFは、夏の気温が上昇するシーズンを迎え、子どもなどの熱中症事故予防を呼びかけている。

2015年8月1日~8月31日の1ヶ月間、JAFが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されたままであったケースは全国で236件あった。また、2012年夏にJAFが実施した車内温度の検証テストによると、気温35℃の炎天下に駐車した車内の熱中症指数は、窓を閉め切った状態でエンジン停止後、わずか15分で人体にとって危険なレベルに達した。乳幼児は体温調節機能が未発達であり、特に注意が必要だ。

「少しの時間だから」「寝ているから」といって車内に子どもを残したまま車を離れることは、「キー閉じ込み」のトラブルとならなくても、熱中症を引き起こす事故になりかねない。また、高齢者も加齢に伴い、体温調節機能が低下するため注意が必要だ。ペットなども車内に残して車を離れることは決してしないよう、JAFでは強く注意を呼びかけている。

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