2016年06月28日 08:19

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、新刊「夫が怖くてたまらない」を発売した。

渡米中だった著者・梶山寿子さんが日本の親友からDVの相談を受けた時は、奇しくも「OJ・シンプソン事件」が全米を震撼させていた最中。著者はこれがきっかけとなって、日米でDVの取材を20年にわたって続けている。近年わが国でもパートナーを暴力で追い詰める事件が多発。しかしながら日本においてDVに関する理解はまだまだ遅れている。

本書では実際にあったDVの被害を具体的に紹介しつつ、様々なデータもあげながら、その実態と対策への取り組みを明らかにしている。「あなたは悪くない。あなたは決して一人じゃない!」暴力と巧みなマインドコントロールの実態を明かし、ただ耐えることから、新たな選択を提言する1冊となっている。内容は、「男たちはなぜ殴る」、「DV防止法後も変わらない『いい妻』の呪縛」、「DV根絶を目指す、アメリカのリーダーたち」など

定価は1100円(税抜)。

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