2016年06月15日 08:55

「美術手帖」7月号は、「2.5次元文化 —キャラクターのいる場所」を特集する。

日本のマンガ、アニメ、ゲームを中心とするポピュラーカルチャーにおいて、近年「2.5次元文化」と呼びうる、ライブ性や体験性の高い表現形態が注目を集めている。例えば、「2.5次元ミュージカル」や、声優がキャラクターとしてパフォーマンスをするコンサート、アニメやマンガ作品の舞台を訪れるコンテンツツーリズムなど、現実と虚構、2次元と3次元のあわいに立ち現れる文化を指す。

本特集のPART1では「2.5次元舞台/ミュージカル」にフォーカスし、ミュージカル「テニスの王子様」を33ページにわたって特集。PART2では「2.5次元文化領域」と称される、キャラクター文化の諸相を紹介。劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の応援上映に着目し、菱田正和監督のインタビューと、論考をあわせて掲載する。

定価は1600円(税抜)。発売は6月17日。

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