2016年06月14日 08:06

長崎県内関係離島市町で組織するしま共通地域通貨発行委員会は、長崎県内関係離島市町で共通に使用できるプレミアム付き商品券「しまとく通貨」を電子化し、10月より発行を開始する。

発行委員会は、離島の活性化を目的として2013年4月から「しまとく通貨」を発行し、3年間で計222万5000セット、約104億円分を販売した。「しまとく通貨」は、1セット5000円で1000円分(2割)の特典が付くプレミアム商品券で、本通貨の発行により、来島者の増加等が実現し、離島経済の活性化に大きく貢献している。

今回の電子化により、利用者の利便性向上とともに、少なくとも25%相当のコスト削減効果を見込んでいる。電子地域通貨システムは、J&Jギフトとギフティが提供する「Welcome ! STAMP」を採択。従来、紙やカードで発行されていた各種地域通貨を、電子化し流通させる国内で初となる地域通貨のソリューションであり、「しまとく通貨」への導入が、第1号案件となる。

しま共通地域通貨発行委員会