2016年05月02日 09:18

地域力創発(ちいきりょくそうはつ)は、全国のローカル鉄道とその近隣の酒蔵とを結び付けた地域活性化事業「鉄の道」プロジェクトを本格稼働させた。
本プロジェクトは、各地のローカル線のそばにある酒蔵に「鐵の道」という共通名の日本酒を作ってもらい、それを契機に地域への訪問者数、鉄道乗客数拡大を目指す事業。4月現在、全国の7地域9酒蔵(販売完了、調整中含む)から、個性豊かなお酒「鐵の道」を製造・販売中だ。プロジェクトは2009年に産声を上げたが、今回その本格プロモーションを開始した。
多くのローカル線は、通勤・通学やイベント列車のとき以外は閑古鳥が鳴いている。その打開策作りが地域力創発の活動だ。「各地のローカル線をどうにか残したい」と思っている全国の鉄道ファン、日本酒ファン、美味しい食べ物ファン、各地への旅のファンの人々に、ぜひ「あなたの大好きなものを守る活動」への支援と、各地を訪問するツアー、イベントに参加してもらいたいと考えている。