2016年04月15日 08:39

国際統合治療協会は、大門メディカルクリニックと保険適用の漢方薬で、うつ病を改善する治療の共同研究を開始した。
これにより、うつ病の改善、向精神薬や睡眠薬からの離脱が期待される。投薬療法のみならず、東洋医学の専門スタッフから体質改善の指導を行っており、そこへ東洋医学体質アンケートによる管理を行うことで、治療の成果を可視化することができる。IITAでは、この共同研究により、うつ病患者様のQOLが一層促進されることを目的とし、革新的な治療法の創出を実現していくことができるものと考えている。
平成14年に厚生労働省が行った調査では、うつ病の有病率6.5%であり、15人に1人が生涯に1度はうつ病にかかる可能性があると報告されている。漢方薬は自律神経の調節や気を補う効果があることがわかっているため、多くの病院で使用されている。