2016年04月13日 09:26

リクルートライフスタイルは、スマートフォンで自分の精子の濃度と運動率が簡単に測れるサービス「Seem(シーム)」を提供開始する。スマートフォン顕微鏡レンズが入った「Seemキット」を、4月末より東京都内・近郊の一部クリニック、薬局にて期間限定でテスト販売する。

日本では晩婚化と晩産化が要因で不妊に悩むカップルが増えているが、妊活や不妊治療は女性が主体となって行うケースが多いのが現状だ。WHOの調査によると、不妊の48%は男性側に原因があり、妊活や不妊治療は初めからカップルで一緒に取り組むべきであることがわかる。

そのような背景から、リクルートライフスタイルは、男性不妊専門医の監修の下、臨床試験を実施し、自宅で手軽に精子の状態をセルフチェックできる「Seem」を開発した。男性の医療機関受診のきっかけをつくり、男性の妊活・不妊治療に対する意識や行動変化の実現を目指していく。

利用には専用のiPhoneアプリ(無料)が必要になる。

リクルートライフスタイル