2016年04月08日 16:28

千葉大学では4月13日に、若者の投票率アップをテーマにした授業「若者の政治参加を考える」をスタートさせる。全学部1~4年生を対象にした教養展開科目で全8回(1回90分)。
授業では若者の政治参加の現状を知るとともに、デモクラシーに問われる若者の政治参加・選挙参加のあり方を考える。若者の低投票率の原因、政治参加の現状と行方などを考察するとともに、若者が選挙や政治に関心を持つためには何が必要かを多角的に検討。また、若者と政治との接点を拡げるためにできることをグループワークで具体的に検討する。この授業を受講した学生の中で希望する学生は、市選管が発行する修了証付きのインターンシップとして、行政と提携した実践に参加することも予定。
この講義は、大学生の投票参加を研究している学生の提案から実現したという。授業を提案した学生は「若者にとって政治は身近とは言えない。政治への参加の窓口が欲しかった。」と語っている。