2016年04月08日 15:58

すららネットは慶應義塾大学・一橋大学と共同で、チームと個人での学習が子どもの学習生産性に与える効果を分析研究した。
それによるとチームで学習した生徒は個人で学習した生徒よりも学習生産性が14~20%上昇し、さらには英語・数学の学力テスト成績も高いことが示された。また男子のほうがチームに振り分けられることでの学習生産性の向上が顕著で、男女混合よりも同性同士のチームのほうが良いこと、チームを構成する人数は多いほうが良いことが分かった。さらに、ピア効果(相互に教え合い、社会的な規範やプレッシャーを生み出すこと)が強いほうが生産性は高く、それは男子だけで構成されたチームのほうが高かった。
今回の結果により、学習においてチームを組んで課題に取り組む効果は大きく、また生産性を高めるためには同質性の高いチームのほうが良いこと。特に男子は男子同士でチームを組むとピア効果が強くなることが考察される。詳しくはこちら。