2016年04月07日 15:10

LPixel(エルピクセル)は、生命科学分野の学術論文の画像を中心に、加工など不自然な箇所がないかを自動で検出するソフトウェア「LP-exam Pro 2.0」を開発、販売を開始した。

研究論文に含まれる画像に不正な加工や不自然な箇所があるという指摘は、生命科学界のみならず、論文捏造をめぐる社会問題として大きな注目を集めている。LPixelでは2014年4月に「画像不正検出ソフトウェアLP-examオンライン版」を無償で公開したが、オンライン版ではシステムの制限上解析精度を落とさざるを得ず、高度なものの検出は困難だった。

そこで2014年7月にオフライン版「LP-exam Pro」をリリース。さらに今回の大幅アップグレードでは加工度合いのスコア化による自動判定システムを搭載し、格段に効率的に検出することが可能になった。このシステムにより、不適切な画像処理を事前に検出し、科学の発展に寄与することが期待できる。製品ページはこちら