2016年04月06日 14:22

エイビーロード・リサーチ・センターは、同社が運営する海外旅行検索・比較サイト「エイビーロード」ユーザーの問い合わせ実績もとに、2016年ゴールデンウィーク期間の海外旅行マーケットを考察した。

方面別にみると、感染症の影響などで前年まで大きく落ち込んでいたアフリカや、低調だった南北アメリカやヨーロッパにも回復の兆しが見られ、全体的に長距離エリアが人気となっている。特にヨーロッパを中心に、人気の世界遺産を多く保有するエリアに人気が集中。都市別にみると、ランキング3位に入ったバルセロナはサグラダファミリア教会を中心としたツアーも多く造成されており、ここ数年で人気が上昇している。

ツアー日数は「5日」(23%)、「6日」(25%)のシェアが高く、全体的に長期化。希望出発日は、4月27日ごろから始まり4月29日にピークを迎える一方、帰国日については5月2日から5月8日まで分散しており、長い旅行シーズンになりそうだ。