2016年03月18日 08:55

誠文堂新光社は、3月10日に「日本の野鳥識別図鑑」を刊行した。

本書は、身近に見られる鳥と日本で一般的に見られる野鳥を観察するときに役立つ識別図鑑だ。アヒルやガチョウなどの家禽、ガビチョウやソウシチョウなどの移入種を含めた474種を掲載。迷鳥など滅多に見ることができない種は掲載していないが、見られる確立が高い種や観察される頻度の高い種はほぼ掲載し、紛らわしさを排除して調べやすくした。

初心者でも野鳥観察を十分に楽しめるよう、専門用語をわかりやすい言葉に置き換え、野鳥の体色はよく表現される「褐色」では表さず、日常で目にしたり、表現したりする「色」で表している。巻頭にはフィールドなどで見た野鳥を本書の図鑑から見つけやすくするためのインデックスページ、「早見チャート」がある。まずはこのページから情報を知りたい野鳥を見つけ出し、その後記された図鑑のページをめくるとその野鳥の特徴や見分け方がわかる構成になっている。

定価は3000円(税抜)。

誠文堂新光社