2016年03月09日 08:17

AAR Japan(難民を助ける会)は、3月25日、講演会「ロボットが人を殺す未来」を開催する。
キラーロボットとは、自律的に標的を決定し、人間の判断なしに攻撃を行う兵器のことで、実用化されれば、人間の判断なしにロボットが標的を攻撃することが可能になってしまう。この兵器の開発を阻止するために、2013年4月、市民社会の国際的なネットワーク、キラーロボット反対キャンペーンが発足した。
AAR Japanは、キラーロボットの問題は単に政治や軍事の問題ではなく、今後市民社会が一丸となって取り組んでいくべき人道問題であると考え、発足当初からキャンペーンの運営委員として活動している。今回の講演会には、同キャンペーンのグローバルコーディネーター、メアリー・ウェアハムさんと外務省軍縮不拡散・科学部通常兵器室上席専門官の永吉昭一さんを招く。
参加費は1000円。会場は文京シビックセンター会議室(東京都文京区春日1-16-21)。