2016年03月07日 11:41

ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、東日本大震災から丸5年を迎える今年4月、いまだ東日本大震災の影響を受ける福島県の子どもたちを対象として、「福島子ども支援事業」を開始する。

福島県では、原発事故による長引く避難生活等、震災の直接的・間接的な影響により、家庭の生活基盤が変化し、生活上の様々なリスクが顕在化しつつある。このような課題の中、子どもたちは、暮らしや学びの環境の変化、生活の不安定化、心身へのストレスなど、日常的に様々な困難や制約に直面。これらの問題を軽減するため、子どもたちに寄り添い支える支援が、今、求められている。

WVJは、ビーンズふくしまと協働で、家庭訪問による生活困窮家庭への相談支援や地域の支援体制作り、そして、仮設住宅等で暮らす子どもに対する学びや遊びの支援と、地域の中での居場所作り等を実施。東日本大震災後、被災した子どもたちやコミュニティを支援してきた経験を活かし、福島県の子どもに今必要な支援を届ける。

ワールド・ビジョン・ジャパン