2016年03月03日 08:25

日本気象協会は、3月2日に日本全国88地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第3回)を発表した。
2016年の桜の開花日は、九州と四国地方は、平年並みか平年より遅く、そのほかの地域では、平年並みか平年より早い見込みだ。桜前線は3月22日に愛媛県の宇和島からスタートし、23日には福岡、高知、名古屋、東京(千代田区)へ、3月下旬には関東以西のほとんどのエリアに到達する見込みだ。その後も順調に北上し、4月上旬には北陸・東北南部に達する。桜前線が津軽海峡を渡るのは、4月末になる見込みとなっている。
3月のスタートは、強い寒気に覆われ、真冬のような寒さとなった。ただ、このあと寒さは一気に和らぐ見込みで、今週末にはさらに暖かい空気が流れ込み、来週にかけて春本番の暖かさとなる。予想開花日、予想満開日も平年並みか早い所が多く、3月下旬には関東南部を中心にお花見が楽しめる。