2016年02月25日 13:55

KADOKAWAより、1985年に角川映画として公開され、空前の大ヒットを記録した「カムイの剣」の原作小説を含む、日本SFの巨人・矢野徹さんの著書22点が電子書籍化された。

「カムイの剣」は、アニメーション監督りんたろうが、「銀河鉄道999」や「幻魔大戦」に続くアニメーション超大作として監督し、1985年に公開された劇場用アニメ作品。幕末から維新の世に駆け抜けた主人公・次郎の、波乱に満ちた半生を描いた物語は、80年代最高傑作のひとつとして人々の脳裏に刻まれた。映画原作は2巻までのエピソードを使用しており、今回続編となる、明治維新後を描いた「カムイの剣」3~5巻が、角川文庫で電子書籍化(※「カムイの剣」は全5巻にして未完)。

そのほか「パソコンエッセイの原型」ともいえる痛快エッセイ「ウィザードリィ日記」や、豊臣家の財宝をめぐる傑作時代冒険小説「カラスの海」など計22点。KADOKAWA電子書籍の情報はこちら