2016年02月18日 11:46

全国屈指の漁獲量を誇る北三陸の港町・青森県八戸市で、毎年2月~3月の2カ月間、八戸市内のホテルや飲食店でブイヤベースが振る舞われる「八戸ブイヤベースフェスタ」が開催される。
東日本大震災からの復興と、地元の魚食文化を盛り上げようと、八戸の水産業界の有志たちがプロジェクトチームを結成して開発したのが、八戸ブイヤベースのはじまり。地域活性につながる取り組みが評価され、2013年度にグッドデザイン賞を受賞。昨年はフェスタ開催期間中に約8,500食を販売するなど、今では子どもからお年寄りまでが親しむ新たな冬の定番料理となった。
5回目の開催となった今回は、15店舗が参加。各店のシェフが、八戸港から水揚げされた魚介類をふんだんに使ったオリジナルのブイヤベースと、魚介の旨みたっぷりのスープを使った「締めの一品」を提供する。
「八戸ブイヤベースフェスタ2016」は、2月1日~3月31日、八戸市内のホテル、レストランなど計15店舗にて開催。