2016年02月16日 14:08

ユニセフ(国連児童基金)事務局長のアンソニー・レークは、紛争が続くシリアにおいて、ユニセフが支援する病院など複数の医療施設が攻撃を受け子どもなどが犠牲になったという報道を受け、声明を発表した。
シリアの医療施設4カ所が攻撃されたという報道では、攻撃を受けた施設のうち2カ所はユニセフが支援していた施設だった。そのうち1カ所は母子のための病院で、攻撃によって子どもたちが殺害され、多数が避難したと報道された。
2度の攻撃がアレッポのアザーズ、別の2度の攻撃がイドリブであり、攻撃を受けた病院のひとつは4回にわたって攻撃を受けた。アザーズにある学校2校も攻撃され、子ども6人が殺害されたと報道された。外交上の配慮や国際人道法の順守はもとより、これらの攻撃の犠牲となっているのは子どもたちだということを忘れてはならない。