2016年02月04日 13:56

バイドゥは、本日より、中国で約70%のシェアを誇る(PCは86%。モバイルは70%)「百度地図」において、日本、タイ、シンガポール、韓国の地図を追加する。本地図は、国外に旅行する中国人観光客向けのサービスであり、地図はおもに中国語表記(一部ローマ字表記)となる。

日本政府観光局の発表によると、2015年12月までの訪日中国人観光客数は累計約500万人で、2015年は前年比107.3%増で、バイドゥの2015年国慶節前後の中国人の海外旅行検索ランキングではPC・モバイルともに「日本」が1位という結果となった。このようなニーズの高まりに加えて、中国人のモバイル利用の急速に増加。このような背景をもとにバイドゥは「百度地図」に日本の地図を提供する。

本リリースにおいて、「百度地図」ブラウザ版・アプリ版共に、日本・韓国・タイ・シンガポールなどアクセスが可能となり、地図が表示される。また初期段階では、物件情報検索や自分の現在位置がわかる機能を盛り込む。