2016年01月07日 12:58

毎年恒例のNHK交響楽団、横浜定期演奏会。今年タクトを振るのは、ロシア出身の若き新鋭トゥガン・ソヒエフ。トゥガン・ソヒエフ氏は、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団およびベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督を務め、目覚ましい活躍を続ける若きロシアの天才。世界一流オーケストラに客演しており、2014年からはボリショイ歌劇場管弦楽団の音楽監督兼主席指揮者も務めている。

また、ラフマニノフ作曲「ピアノ協奏曲 第2番」のソリストには、ロシア出身のルーカス・ゲニューシャスを迎える。ゲニューシャス氏は、今年の第15回チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第2位に輝いた今注目のピアニスト。

コンサートでは、グリンカ作曲「歌劇『ルスランとリュドミーラ』序曲」や、チャイコフスキーの三大バレエ音楽の一つ「白鳥の湖」にも注目。ロシア音楽を得意とするソヒエフが、ロシア・プログラムをN響とどのように奏でるか、期待が高まっている。