2015年12月18日 10:52

楽天は、旅行予約サイト「楽天トラベル」にて、「長崎県を旅した人が選ぶ!長崎県・旅めしランキング」を発表した。
日本が鎖国制度を敷いていた時代においても、海外に唯一開かれた場所として長崎県は栄えてきた。現在も街の至るところで外国情緒を感じられ、食文化にもその影響を色濃く残している。
1位に選ばれた「長崎ちゃんぽん」は、福建料理をベースにしているとの説が一般的だが、インドネシアやマレーシア、当時の琉球王国から伝えられた料理であるとの説もある。麺は「唐灰汁」と呼ばれる長崎独自のかん水を使用して作られるため、独特の風味があるのが特徴だ。2位の「皿うどん」は、太麺が地元の定番。焼きそばのように具材と一緒に炒めるか、焼いた麺のうえに後から具材をのせる、2種類の食べ方がある。3位の「卓袱(しっぽく)料理」も、もとは海外の文化を取り入れたもの。中国料理や西欧料理を参考に、宴会料理として長崎県で独自に発展した。