2015年12月14日 13:21

米メディシノバは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を適応とするMN-166(イブジラスト)のフェーズ2臨床治験に関する中間解析の結果を発表した。

治験主任責任医師は、カロライナ・ヘルスケアシステムの神経科学研究所、神経筋/ALS・MDAセンター所長のベンジャミン・リックス・ブルックス博士。データは治験に参加している最初の36名(そのうち33名が二重盲検治験の6ヶ月を完了)。

内容は、ベースライン(治験開始前)と6ヶ月後の比較で治験参加群(プラセボ群を含む)は過去に報告されているALS試験のデータと比較し、ALS障害レベルを判定するALSFRS-R(改訂版ALS機能評価スケール)の悪化率軽減を認めた。肺機能検査でのSVC (Slow Vital Capacity:肺活量)の悪化率(1.5%/月)は緩やだった、など。詳細は、http://www.medicinova.jp