2015年12月08日 16:07

ヘルスケアリサーチの専門企業、エポカマーケティングは、全国の医師を対象に「バイオシミラーの処方意向に関する調査」を実施した。有効回答数は2,041サンプル。

調査の目的は、臨床現場の医師が現在発売されている5剤のバイオシミラーをどのように考え処方しているか、また今後どのような領域のバイオシミラーが発売されることを期待しているかを把握するもの。

多くの医師が処方しているバイオ医薬品は、「インスリン」「エリスロポエチン」「G-CSF」が上位にあがった。各薬剤群のバイオ医薬品を処方することがある医師の33~53%が、日常診療でバイオシミラーを使用することがあると回答。医師が今後の発売を期待しているバイオシミラーでは、「血液凝固第Ⅸ因子」 「抗VEGF抗体」「GLP-1アナログ」が上位にランクインした。