2015年12月08日 12:45

阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリーでは、12月29日~1月11日(1月1日は休業)に、「書家 金澤翔子」を開催する。

ダウン症の女流書家として世間に広く名が知られている金澤翔子さん。彼女が表現する清らかで力強い書は、みる者を魅了。母泰子さんの献身的な努力と共に歩み、2005年20歳で書家としてデビュー。2012年のNHK大河ドラマ「清盛」のタイトル題字を手がけたことでその名を世に知らしめ、2013年には国体の開会式において、巨大文字を揮毫(きごう)する姿を披露するなど、その活躍は天才書家として、日本だけにとどまらず、世界に活躍の場を広げている。

本展では、代表作の建仁寺所蔵の「風神雷神」などを含め、約40点の作品が登場。新作の「言霊」をはじめ、書を学び始めた初期の作品から、書家デビュー10周年を迎える現在に至るまでの秀作が並ぶ。入場料は、一般500円、大学・高校生400円、中学生以下無料。