2015年12月03日 07:10

日本気象協会は、12月2日に全国・都道府県別の2016年春の花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)飛散予測(第2報)を前シーズン比、例年比に分けて発表。詳細な情報を資料「2016年春の花粉総飛散予測第2回」として販売する。
2016年春のスギ花粉の飛散開始は、西日本と東日本では例年より早いところが多く、北日本では例年並みの見込み。2月上旬に九州・中国・四国・関東地方から花粉のシーズンが始まる。ただし、スギ花粉は飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛び始める。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから花粉対策を始めるとよい。
飛散数予測では、九州・四国・東海地方では前シーズンより多いかやや多く、非常に多く飛散するところもある見込み。中国・関東甲信地方では前シーズン並み、近畿・北陸・東北地方と北海道ではやや少ない。
これらの予測は、今後も花芽調査や気温予測などのデータを基に内容を更新する予定だ。