劇団め組は、「あしたのジョー」（講談社 刊）をすみだパークスタジオ倉にて2016年5月25日～29日に上演する。

昭和40年～50年代、高度成長期からバブル時代へと移り変わったこの時期は「国民中流階級」へ向けて驀進していく一方で「核家族化」「共働き」「鍵っ子」「テレビの普及」「テレビゲームの普及」など地域や家族、人々の愛情表現などが急速に変化してきた時代だった。現在の若者が抱く共通な課題でもある「やる気がない」「目的や夢がない」「意欲がわかない」、これは「あしたのジョー」の主人公 矢吹丈と非常によく似ている。あらぶれ者のジョーが多くの人と出会い、友情が芽生え、目標を持つことで成長し、感動を伝えてゆく姿を描く。

キャストは、矢吹丈：新宮乙矢、力石徹：藤原習作、丹下段平：渡辺城太郎、白木葉子：相沢まき（ケイダッシュ　ステージ）。舞台「あしたのジョー」は、2016年5月25日～29日、すみだパークスタジオ倉にて上演。