2015年11月26日 08:18

飲食店.COMは、サイトの会員である飲食店経営者・運営者に対し、自店舗で働く従業員の勤続年数や定着率の向上に関する意識調査を実施した。

アルバイト・パートの平均的な勤続期間について質問したところ、「1年」という回答が最も多く42.0%。次に多かったのが「2年」29.0%で、勤続年数1~2年が70%以上のボリュームゾーンとなっている。飲食業界のアルバイトでは特に学生の割合が高いため、妥当な結果と言える。一方で6ヶ月以内という回答も合計で10%程度あり、一部の店舗ではアルバイトが定着せずに入れ替わりが激しいという状況が読み取れそうだ。

正社員の平均的な勤続期間について質問したところ、最も多かったのが「5年以上」で32.8%。正社員の勤続年数については決して低くはない結果にも見える。一方で「3年」以下の割合を合計すると60%近くにものぼり、正社員の過半数が3年以内に退職するという状況は決して安定しているとは言いにくい。

調査結果の詳細