2015年11月17日 15:06

人形蒐集家の片岡佐吉が撮りためてきた可淡人形の作品集「天野可淡 復活譚」がKADOKAWAより12月14日に発売される。

本書は人形蒐集家の片岡佐吉が、2001年より15年近くにわたり撮りためてきた可淡人形の作品集。片岡佐吉は、02年、御徒町の人形博物館「マリアクローチェ」、07年、渋谷「マリアの心臓」、15年、京都・大原の「マリアの心臓」にて、可淡人形の展覧会を開催。人のみならず、生きとし生けるもの、架空の生きもの。すべてが息づく可淡人形の、永遠の棲み家がここに誕生した。

天野可淡(あまの かたん)は、1953年東京生まれ。女子美術大学で洋画を専攻、在学中より人形製作を開始。異様なまでの気魄に満ちた球体関節人形でカリスマ的な人気を博し、89年、人形作品写真集「KATAN DOLL」、90年、「KATAN DOLL fantasm」がトレヴィルより出版された。

「天野可淡 復活譚」は、12月14日発売。定価2800円(税別)となる。