2015年10月22日 10:08

御船山楽園では11月1日~12月6日まで、恒例の「紅葉(もみじ)まつり」を開催する。

御船山楽園は、佐賀・鍋島藩の第28代武雄領主・鍋島茂義公が、日本を代表する狩野派の絵師を京都から招いて完成予想図を描かせ、約3年かけて1845年に完成させた池泉回遊式庭園。東京ドーム約10個分にあたる約15万坪の敷地内には数十万本の植物が植えられており、2010年2月22日には、佐賀県初の国登録記念物(名勝関連)に認定された。

紅葉まつりは年間来園者20万人のうち、10万人が訪れる秋のメインイベント。庭園各所を周回できるよう散策路を明りで照らすことで、池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りを楽しむことができる。今年のライトアップエリアは庭園上部「樹齢170年の大モミジ」まで拡大し、昨年の約3万坪から約4万坪へと、日本最大級の庭園ライトアップにスケールアップしている。入園料は大人600円、子供300円から。