2015年10月21日 12:15

三菱電機では、FA(Factory Automation)関連のソリューションを案内するWebサイトにて、ユーザーや工場内での活用事例などを紹介している。今回東北大学の事例を新たに掲載した。

東北大学では学生数の増加などによりキャンパスの消費電力が増加傾向にあり、電力会社との契約電力を少しずつ増やさなければならない状況だった。東日本大震災後に電力の大口需要家に一律15%の前年比削減目標が課されたこともあり、節電に着手。そのために東北大学が導入したのが、三菱電機のデマンド監視システム。

デマンド監視サーバ「E-Energy」やエネルギー計測ユニットなどで構成したシステムで、キャンパスの消費電力が契約電力の上限に近づいた際に、システムが自動的に警告メールを発するほか、月次や週次単位でのレポートや、前年との対比などを確認することが可能。システムには、データ収集サーバ「EcoServer」などが応用されている。