2015年10月05日 17:12

エルテスは、9月のネット炎上についてまとめた、「ネット炎上速報2015年9月版」を発表した。

ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とするエルテスが、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポート。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行っていく。

9月のネット炎上件数は前年同月比68%増の91件となった。昨年度(54件)を大きく上回る結果だ。不適切な発言・行動に対する批判が依然として多く全体の51.1%を占めた。また、政治家による発言・SNSへの投稿文からの炎上は全体の17.0%と高く、特に火種となりやすいことがわかる。その他で目立った内容は、企業の品質管理への批判が14.8%、エンブレム問題など東京オリンピックを含めた行政施策への批判が13.6%を占めた。東京オリンピックや安保法案など全国民の興味関心をひくテーマが多く、炎上数も大きくなったものとみられる。