2015年09月10日 11:22

JSOLトップリバーは、レタスの収穫予測モデルの検定と改善を重ねることで、精度向上・安定化に成功した。

葉物野菜は、収穫適期を見誤ると膨大なロスにつながりやすく、生育見通しの管理は、生産者の経営安定化を達成する上での大きな課題の一つになっていた。これまで、生産者は勘や経験に基づく予測を行っており、1カ月前におおむね前後1週間の誤差で計画調整を行うことは可能だったが、この精度では、廃棄ロスを抑えることは不可能だった。

JSOLはトップリバーと連携し、複数圃場・品種の大量なデータを解析、生育予測を行う上での変数の重みづけや相関を解析し、1カ月前におおむね2日程度以内の誤差で適期予想を行うことを可能にした。

両社は、関係各社と連携して、収穫予測(生産計画)の調整を起点とした経営管理の高度化を進め、「儲かる」農業の新しいモデルを開発している。