2015年08月12日 13:19

舞台を中心とした約半世紀にわたる活躍が認められ、第62回菊池寛賞を受賞した女優・白石加代子。その白石が新企画をスタートさせた。この作品は「笑った分だけ、怖くなる」物語が題材で、台本を手に持ったまま演者が舞台上で芝居をするパフォーマンス・リーディング。

今回は演技派俳優・佐野史郎との強力タッグも実現し、登場人物の、時には静かに、時には激しく移りゆく心理状況に合わせ、巧みに変化させる表情や声のトーンは注目点の一つ。演出はパントマイムの動きをベースにした独自の世界観で注目を集めている小野寺修二が担当した。

演目は、東野圭吾さんの「超・殺人事件―推理作家の苦悩」が原作の「超税金対策殺人事件」と、小池真理子さん原作の「妻の女友達」。白石加代子×佐野史郎「笑った分だけ、怖くなる」の放送は、8月15日夜9時30分から、WOWOWライブにて。