2015年08月03日 16:04

大野屋は、故人の遺骨や遺灰の一部を納めて身近で供養できる小さな骨壺の新ラインナップとして、初めてガラスを用いた「彩(さい)」の販売を開始した。

「彩」は、ガラス工芸作家・後藤あんな氏とのコラボレーションにより開発され、透明感がありながら、磨りガラスの柔らかな色合いが特徴。一品一品吹きガラスの技法を用いて作られる丸みのあるフォルムは、あたたかみを感じさせるだけでなく、大切な方の遺骨を入れるのにふさわしい安定感を備えている。表面の模様は、色ガラス粒を本体ガラスに溶かしてガラスの吹き具合や間合いを調整することで作り出され、世界に一つだけの表情は工芸品ならでは。蓋を閉じても骨壺内にほのかな光が伝わり、納骨部内部にも色ガラスを施している。

色は新緑、花ガスミ、サクラ、ラベンダー、ソラの5色展開。価格は各3万8,000円(税別)。大野屋オンラインストアなどで販売する。