2015年07月27日 11:46

人事担当者向け中途採用支援サイト「エン 人事のミカタ」上でサイトを利用している280社を対象に「女性活躍(定着・管理職割合)」についてアンケート調査を行なった。

「女性社員の活躍・定着に対して、課題と感じることはありますか?」と聞いたところ、半数以上の企業が「女性社員の意識」(51%)と回答。育児休暇を取得する社員が多くなったことで、復帰後に「周囲に仕事を押し付ける」、「権利ばかり主張」といった、会社にぶら下がる意識を持った女性社員に課題を感じている企業が多い。

次いで挙げられたのは「(育児中の場合)勤務時間」(47%)、「仕事内容」(39%)。育児中は勤務時間に制限がある場合が多いため、企業側が良かれと思って比較的楽な職務や部署へ異動させるケースも。会社としては配慮や思いやりのつもりでも、意欲を持って復帰した社員のやる気を大きく削ぐことに繋がるという。